第15回創発システム・シンポジウム

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グループディスカッションについて
■ グループディスカッションの目的
本校で説明・議論された「システム論としての創発システム」の定義を踏まえ,この枠組みを導入することで展開される研究テーマを提案し,それを「創発システム研究の未来」を議論する材料とするのが,今回のグループディスカッションの目的です.
■ 事前準備
学生参加者・一般参加者ともに,ご自分が該当するディスカッショングループメンバーのポスター発表には全て目を通して置いてください.
■ グループディスカッションの進め方
本校では,2日目の分科会の後にグループディスカッションをAとBの2回に分けて行います.そして最終日の3日目に,一連のグループディスカッションを踏まえて,各グループにディスカッションの内容を発表していただきます.なお,今回は,学生だけでなく,一般参加者も「一般グループ」としてグループに分かれて,学生とは別のグループとして議論して頂きます.議論した結果は最終日にグループごとに発表して頂きます.
ディスカッションA (学生):8/9(日) 16:30-18:30
  • 最初に学生参加者の皆さんに,シンポジウムで示された創発システムの概念を踏まえて,各自の研究テーマにおける方法論・研究対象を紹介し,これを創発システム研究の観点から捉え直すとどのような考え方となるか,その問題解決において創発的方法論をいかに導入できるかを簡単に話して頂きます.自分の研究テーマが創発システムの考え方と結びつきにくい場合は,いずれかのチュートリアル講演のテーマと関連づけて上記の議論を行ってください.
  • 次に,グループ内で出てきた研究テーマ・研究対象の中からもっとも創発システム研究への展開に適している,もしくは興味深いと思われるものを一つ選び(あるいは複数を組み合わせて),その研究の展開について議論を深め,最後にそこまでで議論されたアイデアについて一般参加者への簡単な説明を行って頂きます.
  • 一般参加者は学生の議論に対するオブザーバとして適宜コメント等をして頂き,最後の説明に対しては議論の方向性を変えない程度のコメントをして頂きます.
ディスカッションAの実施場所:
学生グループ1・一般グループ1: 2A研修室(1)
学生グループ2・一般グループ2: 2A研修室(2)
学生グループ3・一般グループ3: 1A研修室(1)
学生グループ4・一般グループ4: 1B研修室
学生グループ5・一般グループ5: 1A研修室(2)
ディスカッションB (学生)(一般): 8/9(日) 19:30-21:00
  • 学生グループは,グループディスカッションAで出されたアイデアを,一つの研究テーマとして提案するために,研究の「方法論」に関する部分を含めて,より議論を深めて頂きます.
  • 一般グループは,グループディスカッションAで学生グループから出され た研究テーマを再検討し,必要であれば目的や問題設定・道具立てなどのアイ ディアを一部変更して,一つの研究テーマとしてまとめて頂きます.
  • また,一般参加者のグループにおいては,その研究テーマが創発システムの研究領域においてどのような位置づけとなり,領域の発展に対してどのように寄与しうるかについてもご議論ください.
ディスカッションBの実施場所:
宿泊施設の談話室・宿泊室等,グループごとに個別にお集まりください.
総合討論 8/10(月) 10:50 - 11:50
  • ノートPC・パワーポイントをを用い,提案する研究テーマについて発表して頂きます.発表では,特に研究テーマにおける創発システムという要素の位置づけを明らかに示してください.また,一般グループでは,逆に創発システムの展開に対する提案テーマの位置づけも併せてご発表ください.
  • 発表時間: 発表5分+質疑2分
最終更新日時: 2017年04月11日(Tue) 12:33:30